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2007年1月31日 (水)

憂いを払う、最良の「ブルジョワ」

Photo_2 昨日のマコン・ヴェルジッソン(白)に続いて、ボルドーのムーリス地区の赤。クリュ・ブルジョアの名旗手「シャトー・シャス・スプリーン」です。

クリュ・ブルジョアというのは、1855年に決まったボルドーのメドック地区グランクリュに漏れてしまったワインのクラス化を図るために作られた格付けです。
メドックのグランクリュは第5級までありますが、選ばれている本数は全部でたったの60本。1級は誰もが知っているマルゴーやラトゥールなどの超高級ワイン。シャススプリーンはそのメドック5級クラスの実力があるとされています。

「最悪のグランクリュより最良のブルジョアでありたい」をコンセプトにしており、生産者のワイン作りに対する熱い情熱が伝わってくるようです。確かに「え?!これでグランクリュですか?」と言いたくなるようなワインも中にはあるんですよね。そのくせ値段だけはグランクリュ(笑)。

「憂いを払う」(シャス・スプリーン)というこのワインは、ぶどう品種がカベルネ70%・メルロ20%・プティヴェルドー10%という比率。2002年とまだ若いのですが、非常にバランスは良く、木の香り・包み込むようになめらかな口当たり。しかしどっしりとしたタンニンが最後をしめくくり、黒いビロードのソファーにふっと腰を落ち着けるような飲み心地です。

メインは鹿肉のパイ包み焼き・鳩のサルミソース(血と内臓が入ったソース)。がっしりとしたジビエ系でしたが、難なくしなやかに受け止めてくれる懐の深さ。落ち込んだときにこのワインを飲めば、名前の通りに憂いなど吹き飛んでしまうでしょう。

セカンドラベルもあり、こちらはカベルネ比率が5%高いそうです。先日、2003年のセカンドラベルを飲んだのですが、これは絶対に買いです!
近年のボルドー最高の当たり年ということもあり、クラっとするくらいの葡萄の濃密な味と柔らかなタンニン。これで2000円台はお買い得すぎますよ。(by ひらきち@ソムリエ)
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【味わい】
1)ライト ミディアム  【フル】
2)甘口  【中庸】    辛口

【価格】
2002年がインターネットで3800円前後。
セカンドラベル2003年がインターネットで2077円。
(ただし、品薄のようです)
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2007年1月30日 (火)

繊細な飲み口のシャルドネ

Photo_1 美味しい料理とワイン。至福の時間です。
東急東横線の学芸大学にある比較的気軽なフレンチで赤・白を1本づつ飲みました。
しかし、フレンチで困ったところはワイン代がかさんでしまうことですね。
こちらのお店は1万円以下でもなかなか良い品揃えで、しかも良心的な価格だったので安心しました。
白は4600円、赤は7200円でした。まあこれでも飲み代にしたら十分高いですけど(笑)。

まず白は、ブルゴーニュのMacconais(マコネー)地区「Macon Vergisson」(マコン・ヴェルジッソン)。

かの有名なモンラッシェなどの高級ワインを産出するコート・ド・ボーヌ地区とボジョレー地区に挟まれたこの地区のワインは、比較的安価で飲みやすいものが多いですね。白と赤を生産しており、ブドウ品種は白ならシャルドネ・赤ならガメイです。

Macon Village(マコンビラージュ)は良く耳にしますが、こちらはAOC名のMacconに村名(Vergisson:ヴェルジッソン)がついたワインです。「Macon」と付いていれば、ブルゴーニュ地方の安めで飲みやすいシャルドネ(またはガメイ)と思って間違いありません。

優しいフローラルの香りと 繊細で透明感のあるアタック。そして爽やかな酸味が後押しをしてくれる。最初はあまり冷えた状態でなく出てきたので、若干の酸味が気になり冷やしてもらうと・・・。

今度は飲みやすくなりすぎてしまって、夏の白ワイン状態になってしまいました(笑)。

いくらフレッシュな白とはいえ、やはり繊細な風味を十分に味わうにはあまり冷やさないで飲んだほうがいいですね。
ニューワールド系の濃厚なシャルドネも良いですが、たまに飲みたくなる繊細な飲み口のシャルドネです。

前菜がフォアグラとハタハタのマリネだったのですが、フォアグラにはちょっと軽すぎる感じ。しかし、塩やビネガーとオリーブオイルのみでシンプルに味付けしたマリネにはマッチしていました。

生産者はジョセフ・ブリエ。あんまり聞いたことのない人ですが・・・。
ブルゴーニュは聞いたことのない生産者だとより安く買える利点があります(笑)。
赤は、次のエントリで紹介します。(by ひらきち@ソムリエ)
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【味わい】
1)【ライト】  ミディアム  フル
2)甘口  中庸   【辛口】

【価格】
 Macon Villageが有名生産者(ルイ・ラトゥールなど)になると2000円前後
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2007年1月24日 (水)

ポルトガルでワイン三昧

管理人の友人がポルトガルに行ってきましたので、向こうで飲んだワインをちょっと紹介してもらいました。
シンプルな料理と地元のワイン、いいですね。

308014725_248・グリーンワイン
若い発泡ワイン。
酸味があってさっぱりした味、軽く飲み切りました。
ちなみに手前にあるのは鰯のペースト。パンによく合います。





308635030_129 ・ブサコ
DOCは、フランスで言うAOCに相当する。
濃厚で渋い。昔は小売りされておらず、幻のワインと言われたらしい。
でも26ユーロと大変お値打ち。




309418564_253 ・素晴らしいランチの白ワイン
鰯のフライと鱈のコロッケと蛸のから揚げの昼食。
大満足。
白ワインがよく合います。
銘柄不詳なるも、、、。




309418808_43 ・アレンテージョ
ポルトのレストランでDOCを適当に頼んだら、ずいぶん南のアレンテージョ地方のワインだった。
まだ若いので、軽目の味。
しかし羊には合った。




310421832_151 ・ Vinho Verde(グリーンワイン)2
完熟前の葡萄から作る発泡性のワインという説明だったが、ほとんど発泡しないものもある。
しかし、昼食には最適な爽やかさと軽さである。
鴨肉の炊き込み御飯(の様なもの)と共に。


2007年1月22日 (月)

セカンドラベル入門の赤

Dsc00474 セカンドラベルというのは、身もふたもない言い方をしてしまうと、ブレンドした結果、品質がシャトーのメインブランドには達しなかった“二級品”ですね(笑)。
コストパフォーマンスに優れる場合が多いと聞きますが、それでも有名シャトーのセカンドともなると、普段飲むには高価過ぎるものがほとんどです。

そんな中で、2000円を切る価格でセカンドを名乗っているのがこのワインです。

「オランジュリー・ド・カリニャン 2003」

シャトー・カリニャンのセカンド、という位置づけで、成城石井で1980円だったのですが、これはコストパフォーマンスがいいですねえ。
メルロー主体でカベルネソーヴィニヨンがブレンドされており、とても香りと甘味と渋味のバランスが良いと思います。

ネットをちょっと調べてみると、2004年にオーナーが来日した時のインタビューがありました。

「カリニャンオーナー来日」(成城石井のサイト)

ビジネスマンがシャトーを買って、最近作り始めたワインなんですねえ、、、。
「1杯でなく1本」とか、「同じ金額で10本楽しめる」とか、共感してしまいます(笑)。

これも、ボルドーの底力を感じさせる1本だと思います(by 管理人)。

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【味わい】
1)ライト 【ミディアム】 フル 
2)甘口 【中庸】 辛口

【価格】
成城石井で1980円
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2007年1月19日 (金)

白といえばシャブリ

Dsc00455 白ワインといえば、「シャブリ」を思い浮かべますね。
特に、魚料理にはこれしかない、と言う人もいるくらいで、定番というか王道というか、、、。
ただ、シャブリと名乗っているのは、フランス・ブルゴーニュ地方のシャブリ地区の白ワインなので、醸造所がたくさんありすぎてとてもじゃないけれど把握できませんね。

今回飲んだのは、「ドメーヌ・デ・マランド・シャブリ」。

ドメーヌなので、醸造所が所有する畑のぶどうだけで作っているものですね。

お店で2本目に飲んだのですが、1本目に飲んだシャブリではないシャルドネに比べて、明らかにキレが良くてクリアな感じ、それでいて薄いわけではなくて、「さすがだなあ」と思わされました。

魚中心の和食のお店だったのですが、料理との相性も素晴らしいものがありました。和食なので日本酒を本来は合わせるべきなのかも知れませんが、日本酒は日本酒で難しい。
お店が用意している銘柄が好みではない、燗の付け方をなかなか細かく指定できない、食事の相手が日本酒を苦手としているかも、などいろいろ気になるわけですね。
そんな時、辛口の白ワインという選択はかなり巧みだと思います。
こう書いてしまうと、次善の策というか、消去法で残っちゃったみたいですが、、、(笑)。

ただ、正直に言ってしまうと、自分自身、ワインについてはまだまだ日本酒で感じているような細かい問題が気になる段階に達していない、という感じはありますね。

今回のドメーヌ・デ・マランド・シャブリ、価格もお店で4000円台と適当で、ネットショップなどでも2000円台で人気の銘柄のようです。
暗かったので写真がキレイじゃなくて申しわけないです(by 管理人)。

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【味わい】
1)ライト 【ミディアム】 フル 
2)甘口 中庸 【辛口 】

【価格】
ネットショップで2000円台前半、お店で4000円台
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2007年1月12日 (金)

ラベルと違って味はオーソドックス

Dsc00419 一度見たら忘れないラベルのカリフォルニアの赤ワイン。

「スモーキング・ルーン カベルネソーヴィニヨン 2004」

アヒルか何かがタバコ吸っている、という変なラベルですが、味はいわゆる「典型的なカベルネソーヴィニヨン」ですね。
スモーキング・ルーンというのは、タバコを吸う狂人、というくらいの意味でしょうか?

ちょっと読めないかもしれませんが、ラベルの一番上には、2000年創業と書いてあります(写真はクリックすると拡大します)。ネットショップの説明を読むと、新興ワイナリーではあるものの、これまでの実績を踏まえての創業、ということなんですね。

ネットショップで1700円前後のようですが、このクラスのスタンダードと言っても良いかもしれません。
しっかりしたボディは感じるものの、重すぎず、主張しすぎないので、食事の時のワインとして、いろいろな料理に合わせられると思います(by 管理人)。

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【味わい】
1)ライト 【ミディアム】 フル 
2)甘口 【中庸】 辛口

【価格】
ネットショップで2005年が1700円くらい
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2007年1月11日 (木)

スペインのリゼルバ

「マルケス・デ・カセレス リゼルバ 1998」

スペインの赤ワインです。リゼルバなので3年以上の熟成を経て出荷されています。
テンプラニーニョというぶどう品種をメインにしたワインで、独特の上品な渋味があります。

しっかりしていて香りも良いのですが、あまり重くはないので、幅広い料理に合うと思います。

東京・恵比寿にある「タパチョス」というワインの立ち飲みのお店でグラスで飲んだのですが、1杯1050円。ボトルだと6300円でした。
クラスだったので、ラベルの写真はありません。
同店のメニューには、小エビのガーリックオイル焼きなどに合う、と書いてあったので、さっそく頼んでみました(「量も味のうち」で紹介しています)。

ネットでちょっと調べてみると、同じ銘柄の1994年が3150円で売っているのを見つけました(通販サイトへ)。ラベルの参考にしてください(by 管理人)。

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【味わい】
1)ライト 【ミディアム】 フル 
2)甘口 中庸 【辛口 】

【価格】
グラスワインで注文したら1050円。
ネットショップで1994年が3150円。
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2007年1月 6日 (土)

フランスの安いスパークリング

Dsc00435イトーヨーカドーでハーフボトルが900円弱の安いフランスのスパークリング。
「ピア・ドール・ムスー」

ちょっと甘口ですが、十分にスパークリングワインを楽しめます。
まずもって、イトーヨーカドーの酒売り場で、ビールと並んで売っているのが有り難い。
スペインのカヴァも安くて美味いけれど、シャンパーニュではないフランスのスパークリングも悪くないですね。

実は、なかなかお洒落なシャンパングラスをいただいたので、とりあえず使ってみたくて、スパークリングワインを買ってきたのでした(笑)。
ま、本末転倒っぽいので、あまり高級なものを買ってもな、と(by 管理人)。

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【味わい】
1)【ライト】 ミディアム フル 
2)【甘口】 中庸 辛口

【価格】
イトーヨーカドーでハーフボトル895円
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2007年1月 5日 (金)

見つけたら「買い」のボルドー

Dsc00416 今回の紹介するボルドーの赤ワインは、ちょっと手に入りにくいかもしれません。

「シャトー マルカディス  ラランド・ド・ポムロール 2002」

マルカディスって読みにはちょっと自信がありませんが、、、。
LALANDE DE POMEROL というのは、有名なポムロールのすぐ近くでポムロールよりはちょっと落ちる地区なんだそうです。
ま、魚沼産ではないけど新潟のコシヒカリには違いない、みたいなものですか?(笑)

普段お世話になっているお店で1杯だけ飲んだのですが、香りが素晴らしくて、2002年なのでまさにちょうど飲み頃な状態でありました。
透明感がありながらしっかりした味、でしたね。
骨付き鳥もも肉の赤ワイン煮込み、などと合わせたので、ますます満足で、、、。

日本のネットショップではちょっと見つからなかったのですが、このお店が仕入れている酒屋さんにはあったようなので、どこかのワインショップなどで見つけたら「即買い」の1本でしょう。

ちなみに、検索で見つけた米コネチカット州のネットショップでは、1本17ドルくらいでした(by 管理人)。

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【味わい】
1)ライト 【ミディアム】 フル 
2)甘口 中庸 【辛口】
※香りが素晴らしい

【価格】
米国のネットショップで17ドルくらい
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2007年1月 3日 (水)

フランスの底力を感じる赤

Dsc00421 皆様、あけましておめでとうございます。
今年は、このワインログを皆様のお役に立つようなものに充実させて行きますので、よろしくお願いいたします。

さて、大晦日に自宅で飲んだボルドーは素晴らしいコストパフォーマンスでした。

「シャトー・ムーラン・ド・カスティヨン 2003」

フランスはボルドー、メドック地方の赤ワインです。
ムーランは、Moulin という綴りですね。
ラベルの一番上の「クリュ・ブルジョワ(Cru Bourgeois)」というのは、ボルドーの格付けで、最上級の醸造所(グランクリュ・クラッセといって、その中にも5段階ある。ま、高いワインです:笑)の下のランクの醸造所であることを示している、ということだそうです。

カベルネ中心だと思いますが、渋み、甘味、酸味などのバランスが良く、肉料理やチーズによく合いました。

成城石井というスーパーが輸入元で、同店で1690円で売っていました。
これはお値打ちですねえ、、、。

特にブドウが良かった2003年ということもあるかもしれませんが、この値段でこの味には、フランスの底力というか基準値の高さを実感させられました(by 管理人)。
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【味わい】
1)ライト 【ミディアム】 フル 
    (フルに近いですね) 
2)甘口 【中庸】 辛口

【価格】
成城石井で1690円
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