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2007年10月29日 (月)

新しいグレンモーレンジ4種をテイスティング

P1010415 グレンモーレンジが新しくなったことは既に書いたけれど、先日、普段お世話になっているバー(年間のグレンモーレンジ販売本数では、ホテルなどを除いた日本の街場のバーではトップらしい)で、4種類をテイスティングするセミナーがあった。

写真(クリックするとデカイです)のグラス左から
・オリジナル(10年の後継)
・ラサンタ(シェリーウッドフィニッシュの後継)
・キンタ・ルバン(ポートウッドフィニッシュの後継)
・ネクタドール(新しく加わったソーテルヌ樽フィニッシュ)
という4種類のウイスキー。

予習は完璧(既に4種類ともすべて飲んでいるし、気難しいことをブログにも書いている:笑)なので、ブランドマネージャの話に耳を傾けていました。

おススメの飲み方は、「オリジナル」にちょっと水を加えて香りを開きつつ味を引き締めて飲む、かな?
ちょっとってのは、ウイスキーの量の1割弱ってところだと思います。

アルコール度数が40度になってしまったので、加水には向かないかと思ったんですが、意外にも、というところ。
さすがに奥が深い酒だな、と思わされました。

ウッドフィニッシュ3種は、それぞれの味わい。
個人的には、ネクタドールですが、いい値段なんですよね。

これ以外に18年と25年がありますが、これまたいい値段で、、、(笑)。

で、今回、気になったのは、写真をクリックして拡大すると分かりますが、各グラスの下に万華鏡のような模様がありますね。
これ、味わいをイメージで現すとどうなるか、というものなんですね。
どうやら、味わいについて、従来のテイスティングノートにあるような言葉の羅列を見直して、誰にも直感的に分かりやすいイメージを使おうとしているみたいです。

ま、世界に売るときは、言葉はいろいろだから、というのもあるんだろうなぁ、、、。

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2007年10月19日 (金)

白州蒸留所限定ボトル

Dsc01116 知人が白州に行ったということで、お土産を買ってきてくれた。
白州蒸留所でしか手に入らないシングルモルト・ウイスキー。
ナンバリングされているだけで、なかなか素っ気ない。

一般に売っている12年のレギュラーボトルともちょっと違うけれど、透明感と独特の軽みのある白州ならではのモルトだと思う。

買ってきてくれたのは、以前、一緒に仕事をしていた人で、毎週のように顔を合わせていたのだが、僕が会社を辞めてからはなかなか会うことはなくなっていた。
年はちょっと下だけれど、会社の経営者としては先輩である。
「お土産ありますよ」ってことで連絡をもらって、久しぶりに会って近況を知らせ合いながら、楽しいひとときを過ごした。

こういうのは、嬉しいものですね。

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2007年10月17日 (水)

裾野を広げる、ということ

Dsc01104 新しいグレンモーレンジを1杯だけ飲みました。
これまでの10年に代わる、「The Original」という最もベーシックなボトル。これ以外にウッドフィニッシュと、18年や25年のプレミアムなボトルがあるけれど、まずは「基本」から。

「甘みがちょっと強くなって、全体にまろやかになったな」というのが第一印象。
アルコール度数が40度になったということが先入観として強く働いたのかもしれないけれど、「ちょっと、厚みが感じられなくなったかな」という感覚も同時に、、、。
香りのバランスも少し変わっていて、ナッツ系の香りが弱くなって、果実系の香りが強くなったかな?
明らかに飲みやすく、多くの人にとって口当たりが良くなったと思います。
さすがに、ウイスキーとしての完成度は非常に高い。
しかし、それだけに、従来の味(これも10年程前に比べると変わっているようですが、、、)に慣れている舌には、ちょっと物足りないところも感じられたようです。

グレンモーレンジと言えば、10年のスタンダードなボトルが必要にして十分なクオリティで、アイラのような強烈な個性はないけれど、ストレートはもちろん、ロックで良し、水割りで良し、ウイスキーを飲み慣れていない人にも飲みやすい、でも、ヘビードリンカーでも必ずここへ帰ってくる、といった性格のシングルモルト・ウイスキーでした。

出荷量もシングルモルトでは最大だと思います。それをこういった形でモデルチェンジしてくるわけですから、メーカーとしてもかなりの覚悟なのだと思います。

実際、蒸留器(ポットスティル)の数を来年から二倍にして生産量を増やす計画になっているらしく、この新しい味で、これまで以上にたくさんの人に売っていくんだ、という意図が込められた味だと理解すべきなのでしょう。グレンモーレンジの長い歴史の中でも、今回が「最大の変革」なのだそうです。

シングルモルト・ウイスキーとして、十分に広い裾野を持っていると思っていたグレンモーレンジですが、ビジネスとして、さらに裾野を広げにかかったな、というのが新しい「The Original」を味わって一番に感じられたことでした。

モエエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン傘下に入って、大きなお金が動くようになった、ビジネスとしての拡大を追及するようになった、ということが背景にはあるのでしょう。
写真でも分かるとおり、ボトルの形も「なで肩」の新しいデザインになっています。
個性的でバーの棚でも目立つし、銘柄を知らない人でも覚えやすいと思いますね。
このあたりも、裾野を意識している表れでしょう。

ちょっと前のエントリで、「期待半分、諦め半分な感じ」と書いたけれど、うーん、なかなかそういった微妙な感じではありました(笑)。
ま、「普段飲みつけた状態」ではないし、まだ1杯だけなので、見えていないこともあると思いますし、いきなり、従来の10年と並べて味を比べたりしたので、必要以上に違いが際立っちゃったかもしれません。

もちろん、これから飲むであろうウッドフィニッシュも楽しみですし、この後、さらに樽にこだわった新しい企画のボトルも出てくるそうなので、さすがに裾野に加えて、頂を高くするための弾もたくさん用意している、というところですね。
確かにこのビジネスのパワフルさは、他の蒸留所には感じられないもの、ではあります。

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