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2013年4月25日 (木)

山崎へヴィリーピーテッド2013

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サントリーのシングルモルト山崎に新しいバリエーション。
「ヘヴィリーピーテッド2013」。
山崎にピート香りを効かせたもの。

ヘヴィリーピーテッドは、白州には3年くらい前からあって、年によって多少違えどなかなか良かったのだけれど、繊細さが特徴の白州だけに「これ、山崎の方が合うんじゃね?」と思っていた。

最近の山崎、白州は、シェリーカスクなんかがちょっとカラメル系の甘さが立って居る感じで、飲みやすいのは分かるけど、もうちょっと透明感があっても良いのではないか、などと僭越ながら思っていたところ。
山崎にピートってことで、アイラモルトのような重厚感かも、と予想して飲んでみたのだが、
・ピート香りはするものの、アイラモルトのようにキツくはない
・甘みもあって山崎を感じさせる
・とはいえ、かなりドライで透明感がある
・特に、後味、フィニッシュがドライでとてもキレが良い
という感じの嬉しい裏切りでありました。
ストレートも良いけれど、ちょっと加水ってのが良いかもしれない。
パンチョン樽に通じるピンとした張りを感じさせるモルトでありました。

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2013年4月20日 (土)

北緯57度という名のタリスカー

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TALISKER(タリスカー)の「57°North」。蒸留所のあるスカイ島は北緯57度、アルコール度数も57度ということからのネーミングだそうだ。
以前から英国では販売していたようだが、最近、近所のバーに入ったので、1杯飲んでみた。
57度とは思えないスムースさと、ヨード系のパンチの利いた味わいが上手くバランスしているね。
タリスカーにしては大人しい感じもするけどね。
最近のウイスキーだな、って感じだ。
十分美味いけど、もうちょっと暴れ気味というか、複雑さがあるとなおよし、だね。
難しいもんだよね、タリスカーって名前だけで、結局、昔の記憶にある暴れたのとかを追っかけてしまうんだけれど、それは作り手からすれば、単なる未完成にすぎない、ってことかもしれないんだよね。
ま、30年モノとかにも感じるけれど、バランスを追うと何かを失う、ってことはあるんだな。
スカイ島といえば、「Isle of Skye」ってタリスカー・ベースのブレンデッドスコッチがあるけれど、8年ものの安いの(成城石井なんかで売っている)で十分に美味いね。
それにしても、札幌が北緯43度だから、ずいぶん北にあるんだね。
地図で見ると、スコットランドの北西端、オレンジの色の一番上の大きいのがスカイ島。
いくらメキシコ湾流(フォルクスワーゲンのゴルフは、このガルフ・ストリームが由来)の影響で緯度の割りに温暖とはいえ、日が短いのはどうしようもないよね。
必然的に大人は、ウイスキーでも飲むか、ってことにならざるを得ない(笑)。
ま、でも、こういう場所とそこから来る気候風土を想起させるネーミングは、ウイスキーにはとても良いと思う。
ハイランドパーク(オークニー諸島)が北緯59度で最北なんだ、と思ってたら、どうやらその北のシェトランド諸島に2004年に新しく蒸留所ができたらしいね。
そろそろ蒸留所としての「The first」ではないか? これも、そのうち飲めると良いね。
こっちは、スコットランドの北東端。濃い青がオークニー諸島、その右上がシェトランド諸島。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:ScotlandOrkneyIslands.svg
金がタリスカー? とか、ハギスに垂らすかーとか、なかなか手にハイランド、とかより寒そうなところだww

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2013年4月 6日 (土)

グレンモーレンジの久しぶりのヒット「エランタ」

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グレンモーレンジが商業150年の1993年に蒸留して、19年寝かせたシングルモルトウイスキー。
17年でも18年でも20年でもなく19年、というところが、蒸留所長ビル・ラムズデン氏の判断で「ピンポイントで最高の状態」なのだという。
ポイントは、北米のホワイトオーク樽、しかも北斜面の木材だけで作った樽で熟成させているところ。
北斜面ってのは、日当たりが悪いので、じっくり育つ。このため、年輪が詰んでいて、きめが細かくウイスキーと触れる表面積が大きく樽材として優れている。
ということでスペック的には、既にディスコンの「アルチザンカスク」に相通じるんだけれど、味わいとしては、これも既にディスコンの「18年」(個人的には、飲んだことのあるグレンモーレンジではこれまでで最高)を思い出させるもの。
アルチザンカスクは、ちょっとドライで締まった感じだったと記憶するけれど、このエランタは、さらに華やかで甘い香りがあって、しかも締まった後味が楽しめる。
アルコール度数は46度だけれど、まったく、ピリピリしたり引っかかるところがない。
ま、ちょっと美味すぎる、というくらいのウイスキーだな。
エランタってのは、ゲール語で「匠の技」って意味だそうだ。

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