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2014年3月 7日 (金)

間違いなくここ数年で出会った中で最高のウイスキー「山崎パンチョン1993年ヘビリーピーテッド」

20140306214117

「山崎パンチョン」は、サントリーの高い(笑)ブレンデッドウイスキーを支えるベースモルトであり、シングルモルトとしても、ピンと張ったような緊張感のある素晴らしい完成度のウイスキーだと思う。
残念ながら「高いブレンデッド」(しつこい・笑)に回していてそれで一杯いっぱいみたいで、既にシングルモルトとしての出荷は終わってしまった。
ネットで買うと、700mlで9450円(税込)だったけれど、素晴らしいC/Pだと思った。
在庫品を見つけたら、買って損はないと思う。
パンチョンってのは、樽の名前でサントリーがウイスキーを熟成させている樽の中では最も大きなサイズの樽。
白州のオートメーションの貯蔵庫には入らないので山崎だけ。
パンチョンは、大きな樽でゆっくりと熟成させることが、美味いウイスキーの条件であることを感じさせる。
他社(ま、サントリー傘下だけどw)で「4分の1サイズ」みたいな名称のシングルモルトもあったけれど、ちょっと苦し紛れな感じは否めなかった。
ウイスキーの量と樽の表面積の関係で早く熟成しそうに思われるけど、そんなことはないようだw
ま、木自体の質にもよるんだろうけれど。
というわけで、久しぶりに出会ったパンチョンは、並みのパンチョンではなかった。
1993年蒸留の2007年ボトリング、554本しかないなかの1本。
2007年と言えば、まだシェリー樽フィニッシュやヘビリーピーテッドなどのバリエーションを前面に出していない頃。
いろいろやってたんですねぇ、、、ということが伝わってくる1本だね。
ま、ほとんどのボトルは、訳も分からず「タハ、オモチロイ」(by 開高健)みたいな場で飲み干されてしまったのだと思われるなw

パンチョンのクリアな緊張感とともに、しっかりとした味わいと香りを併せ持った素晴らしいウイスキーだと思ったね。
しっかりとした味わいってのは、クリアさとは相反する場合があるのだけれど、これはそんなことはない。
ヘビリーピーテッドと言っても、ほんのスパイス的な感じでバランスが良く、ピート香ばかりが出てくるわけではない。
62度だけど、それを感じさせないし、ほんのちょっと加水したときの味の広がりかたも素晴らしいものだった。
ここ数年で飲んだウイスキーの中で最高の部類の1杯だった。
ま、こういうのは、偶然の出会いで1杯だけ、ってことで、多分、二度と飲めないとは思う。
まだ、2/3くらい残ってたから、経験したい向きはお早めにw
日吉の画亭瑠屋。
 
 

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